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| グルーミング(トリミング)とは? |
本来、それぞれの動物が自ら毛づくろいや羽づくろいをすること(セルフグルーミング)を意味する言葉ですが、人が犬に施す手入れの総称として使われるようになりました。
トリミングは、ハサミやバリカンを使ってセットしたり、スタイリングして整える
グルーミングの中のひとつの工程です。
| 野生動物は何もしなくても立派に生きているのだから犬にも必要ないのでは? |
野生動物と、私たち人と暮らす犬とでは、生息条件が全く異なります。
私たちと暮らす犬は、一定の限られた場所(家庭)でのみ生活し、色々な制約を受けていますから、
犬に限らず動物を健康に飼うためには、その分適切な世話や手入れを施して補ってあげることが必要なのです。
野生には、長毛の犬のように顔まで極端に毛の長い動物はいませんし、生息条件に合うようにそれぞれが変化しているので自力で生きてゆけますが、犬の場合は現在多くの犬種があり、いずれも人間が長い歴史の中で手を加え、人工育種を繰り返して作り上げてきたので、身づくろいする能力はあっても、自力で清潔に保つことはできません。
ですから、人がグルーミングして補ってあげなければなりません。
これをお手伝いするのが、私たちトリマーです。
いつもキレイで可愛い状態というのは、本人も気持ちが良いものですし、
家族とのコミュニケーションも増え、絆も益々深まります。
| グルーミングの主な役割と効果 |
体表を清潔に保ち、新陳代謝を促進する
ブラッシングやコーミングはグルーミングの基本ですが、これにより汚れや抜け毛、毛もつれ、
毛玉などを取り、ムレを防ぎます。また、地肌を刺激する事で血行も良くなり、体表の新陳代謝を促します。
| 病気の予防と早期発見 |
グルーミング不足は、不潔になりやすいのでいろいろな病気を引き起こします。
ノミやダニ、細菌などの感染を受けやすく、お手入れ不足の犬の体表はこうした害虫や病原体の温床になりやすいため、
皮膚病が多く発症します。その他、耳や爪、肛門腺などのお手入れ不足もいろいろな弊害をもたらします。
そして、もうひとつ、グルーミングは病気の早期発見に大いに役立ちます。
毎日のグルーミングで犬の体のすみずみにまで触れるので、
異常があると外から見ただけではわからないことでも安易に発見することができるのです。
飼い主さんが気づいていないキズやシコリなどをトリマーが発見することも多々あります。
| 飼い主さんとの親和関係 |
お手入れによって飼い主さんが犬を抱いたりなでたりする接触刺激は
信頼関係やコミュニケーションを深めるとても大事な要素です。
犬はなでられると心拍数が減り、心身ともにリラックスして消化活動も促進します。
哺乳動物は親子でなめ合ったり触れ合ったりしてお互いの絆を深めています。
飼い主さんが犬に接触し刺激のやり取りをすることでお互いの親和関係を保ち情緒的な絆が深まっていくのです。
| なぜ、犬にグルーミングが必要なのでしょう? |
犬のグルーミングには、健康上管理上の必要性と美容的側面の意味合いがあり、
定期的に手入れをして体を清潔に保つことは、さっぱりとした好ましいスタイルや状態を維持する上で、
絶対的に必要な条件なのです。
オシャレのためだけにするものではなく、耳や足、爪の手入れなどは、
雑種、純犬種の区別なくどの犬種にとっても共通して必要なことなのです。







